2009年1月23日(金)
種子島宇宙センターHⅡ-Aロケット15号打ち上げ
『まいど1号』のアマチュアバンド無線を使用し、JAXA筑波宇宙センターで地上と通信を行い、衛星の運用をコントロールする。同時に大阪府立大学研究センターでプログラムを3ヶ月間運用したあと、雷の観測や衛星内環境温度などのテレメトリデータを取得し、研究した。
2009年5月11日、まいど1号がブーム先端に搭載された小型カメラにて撮影した写真。記念プレートと地球がきれいに写っています。
「いぶき」搭載カメラによる衛星分離の様子
サイズ | 約50㎝×50㎝×50㎝ |
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質量 | 約50kg |
軌道 |
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開発体制 |
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ミッション |
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2002年 | 12月 | 6社が発起人となり東大阪宇宙開発協同組合「SOHLA」を設立 |
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2003年 | 6月 | クリエイション・コア東大阪に事務所開設 |
10月 | NEDO(独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)委託事業スタート | |
2004年 | 4月 | サポーターズクラブ設立 |
5月 | JAXA(独立行政法人宇宙航空研究開発機構)との技術支援協定締結 | |
7月 | 熱構造モデルの組み立て・熱構造モデル振動試験実施(筑波宇宙センター) | |
8月 | クリエイション・コア東大阪南館に事務所移転・開発室開設 | |
2005年 | 11月 | フライトモデル製作開始 |
2006年 | 9月 | フライトモデル構体組み立て |
2007年 | 5月 | JAXAのHⅡ-Aロケット相乗り衛星として選定される |
2008年 | 3月 | フライトモデル完成。NEDO委託事業終了 |
4月 | 無線局予備免許授与。クリエイション・コア東大阪北館に事務所移転 | |
2009年 | 1月 | 種子島より、HⅡ-Aロケット15号機で打ち上げ |
2012年 | 11月 | 「宇宙開発協同組合 SOHLA」へ商号変更 |
私たちは40年前の大阪万博でアメリカの人類初の月面着陸の素晴らしい偉業に誰もが歓喜した。
しかし、その後は人類の誰もが降り立っていない。
一方、近隣国中国では、中国万博をとおしてめざましい発展をアピールし世界の注目を浴びている。グローバル化が進み技術の進歩が急速に進んだとはいえ、見た目の技術に惑わされている。
日本の40年間で培った技術は本物であるが、継承されなければ絶えてしまう。中でもロボット産業は、日本が世界に誇れる産業であり、日本のお家芸と称される。
そこで、中小企業の専門技術を結集し、多くの要素技術を必要とする、宇宙ロボットとしてまとめ上げ、日本の宇宙ロボット技術を世界に示し、「やっぱり日本の技術はすばらしい!」と評価され参加した中小企業が世界へ向けて、個々の技術をビジネスに結びつけることがねらいである。